トレ検® 体力トレーニング検定®

導入校メッセージ

横浜市立横浜商業高等学校横浜市立横浜商業高等学校

横浜市立横浜商業高等学校 スポーツマネジメント科

山下 賢美 先生

横浜商業高校は、スポーツや健康分野におけるビジネスの振興発展に貢献する人材を育てるために、2014年度(平成26年度)よりスポーツマネジメント科が新設されました。スポーツを「やる(Y)・支える(S)・観る(M)」という活動を通じて、スポーツとそのマネジメントにかかわる能力を育んでいます。
やりながら学ぶ(Y)授業として、スポーツ科学分野では、本校専属のストレングスコーチに指導をいただきながら、スポーツ科学Ⅰ(体のつくりと働き・心のしくみなどについて基礎的な理論と実技(1年次))・Ⅱ(怪我や疾病の予防、競技力を向上させるための理論と実技(2年次))・Ⅲ(スポーツを主体的に実践するための指導法、理論と実技(3年次))や、スポーツ実技(専門とする種目の競技力向上)を行っています。学習した内容の実践の場として、運動部活動を位置付けています。
授業で学んだ正しいトレーニングの知識を、検定受検に向けて学びを深めていくことにより、知識の定着・学習意欲向上に成果を上げています。
2014年度より始まった体力トレーニング検定®に1期生から受検させていただいています。
今後も、1年生が3級、2年生が2級を受検していき、スポーツマネジメント科で学んだことが資格取得につながり、将来スポーツに関する職業で活躍する人材になるための一助として活用していきたいと考えています。

岩倉高校

岩倉高等学校

金澤 良 先生

岩倉高等学校は、今年で創立120周年を迎える歴史ある校で、平成26年度より共学化され普通科と運輸科の2科体制で1200人を超える生徒数の学校です。普通科総進コースの中にスポーツ選択の生徒がおり、昨年は読売ジャイアンツドラフト6位の巽大介君や陸上競技部でインターハイ出場選手なども輩出しています。
今回のトレーニング検定実施に当たっては、当初、教員等の勉強会グループ(*)での少人数の受検を検討していましたが、学校内でトレ検受検の募集を行ったところ、さらに〝トレーニングムーブメント〟が起き、運動部の生徒や将来リハビリの仕事を目指す生徒など50人を超える受検者になりました。教員も生徒と一緒に勉強し、同じ緊張感を感じながらの初めての検定はとても新鮮でした。
トレーニングは正しい知識で行うことが重要なので、トレ検がトレーニング知識の大切さを理解するきっかけになってくれればと考えています。そして、トレ検を通してトレーニングの知識確認ができることで生徒同士のコーチングの質が上がり、また、勉強したことが形になるので生徒達の自信になる点も良いと思っています。
(*)教育関係者と学生や一般社会人との情報交換を目的とした勉強会グループ「K-HUDDLE」

徳島県立鳴門渦潮高校徳島県立鳴門渦潮高校教員

徳島県立鳴門渦潮高校

中嶋 宏彰 先生

鳴門渦潮高校は、平成24年に2つの学校が統合され誕生した高校です。徳島県で唯一のスポーツ専門学科を有し、現在5クラス130名のスポーツ科学科生徒と530人の総合学科からなる学校です。スポーツ科学科では、スポーツの専門教科に加え、等速性筋力装置や呼気ガス分析装置など科学測定機器を使用し、トレーニング効果を数値化し検証しています。
今回のトレーニング検定の実施にあたっては、生徒のトレーニングに対する知識や技能の習得とスポーツ科学科ならではの資格取得を目指したものです。 生徒は競技力向上を目指し、日々トレーニングを実施していましたが、正しいトレーニングの理解は、必ずしも十分とはいえるものではありませんでした。しかも、トレーニングの教本や資料は高価で、教材として学校で利用するには大変抵抗がありました。しかしこのトレーニング検定問題集は図解や写真で簡潔にまとめられ、しかも運動生理学から栄養学やスポーツ障害など多岐にわたる事柄についてQ&A形式で掲載され、いつでも確認しながら自分で学習することができます。
また、資格取得もスポーツ分野ではこれといったものがなく、トレーニング理論や実践で学んできたことが将来形になって生かせるものが何かないものかと悩んでいたところ、たまたまNSCAジャパンのトレーニングセミナーが本校で行われることをきっかけに、事務局の方のご支援もありトレーニング検定を実施することができるようになりました。 是非、多くの方にこの制度を知っていただき、スポーツの学習の成果を形に変わるものとして、また、生徒のモチベーションを高めるために活用できるものであると思います。

早稲田大学高等学校

早稲田大学高等学院 アメフト部顧問

濱部 昇 先生

本校ではトレ検問題集を保健体育の副教材として使用しています。
QA形式になっているので生徒が飽きずに読みすすめられるところや、写真やイラストがあって部位や動作が分かりやすいところが良いと感じています。また、期末試験問題の材料としても使用できるので助かっています。
「検定」は、部活動の顧問の先生や、部の中心的な生徒に受検してもらい、合格者には、トレーニングルーム利用時の監督的な役割を担ってもらうことを考えています。